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仮面男鉄球
written by 駄目君



ドラえもんは超大型空中航空戦艦『信濃』の操縦席で操縦している。
ドラえもんの他にこの戦艦に乗っているのは、のび太、静香、スネ夫である。
出木杉兄弟、ジャイアン、ドラミは後ろからついてきている。
勿論、一般住民が軍艦を動かすことは無理なので他の軍艦は全て全自動式である。

のび「ねぇ、ドラえもん。」
ドラ「うん、どうした?」
のび「未来の世界ってまだ攻撃うけてないんだよね?」
ドラ「うん、犯行予告があっただけで、まだ動いていないみたいだよ。」
のび「もう1つ質問なんだけど、後どれくらいで着くの?」
ドラ「もうじき着くよ、ほら、出口が見えてきた。」
ドラえもんが正面を指差すと、ブラックホールのような巨大な出口が広がっていた。
家から持ってきたトランプで遊んでいたスネ夫と静香もその光景に気づき、正立した。
のび「いよいよだね。」
のび太がそう言った途端、そのブラックホールに戦艦は飲み込まれ、あっという間に22世紀の世界に到着した。

彼等がワープした先は、○×小学校の跡地だった。
ドラえもんは○×小が最近移転したのを知っていたので、一旦そこに集まろうと提案したのだった。
幸い、そこにはまだ何も建ってなく、学校も建て壊されたので空き地として子供達の遊び場として使われている。
名残惜しみとしてなのか、校門だけは残されており、それを見た先生は「何か寂しいなぁ。」とつぶやいた。
信濃が着陸した後に続き、他の戦艦も続々と降りてくる。

ジャイアン「俺たちも降りようぜ。」
ドラミ「ちょっとあんた、お兄ちゃんの話聞いてた?あたしたちは違う場所に降りろって言われていたでしょ。」
そうドラミに言われ、ジャイアンは現代にいたときのことを思い出す。
ジャイアン「ん〜と、確かにそういわれた気も・・・。」

ドラ「ドラミ達はここで降りてくれ。」
ドラえもんはそう言うと、ポケットから地図を取り出して指差した。
指したところは赤丸がしてあり、○×小からは少し離れたところだった。
ドラミ「いいけど、何で?」
ドラ「ここは二手に分かれたほうがいいと思うんだよ。固まっていても一斉攻撃されれば一網打尽だろ?
それよりはいいと思って。敵はこっちに引き寄せるから、お前らは武器の製造に回ってくれ。」
ドラミ「分かったわ。」
ジャイアン「皆は俺に任しとけ。」
ドラえもんはジャイアン、お前が心配なんだよ・・と思いながらも笑顔を見せ、戦艦の中へと入っていった。

ジャイアンがそのことを思い出し終えた後、目的地に到着したのか、戦艦がゆっくり降りていく。
天才は飾り窓からその光景を暫く見ていたが、窓から離れて武器の設計図に目を通していた。
ドラミ達の戦艦が降りてきた後、数機の戦艦(武器製作班)も続々と降りてきた。

ドラえもん達一行は、一旦全員外に出ていた。
ワープ空間に慣れていなかったのか、他の住人は少し疲れ気味の様子だ。
のび太「さて、目的地に着いたんだけど、これからどうするの?」
ドラ「とりあえず、操縦に疲れたし攻撃が来るまで待っておこう。」
スネ夫「それじゃ、遅くない?罪も無い一般市民が何万人も死んでしまうよ。」
ドラ「だって、あいつ等から連絡も無いし〜、しかもこれだけの戦艦が隠れもせずに来たんだから直接こっちに来るでしょう。」
因みにドラミ達の戦艦は、透明スプレーとか言うものを戦艦にかけているので視界では見えなくなっている。
ドラえもん達の戦艦はわざと敵の視界に入るために、スプレーをかけていなかった。

ドラ「とりあえず、もう直ぐ中ボスみたいなのが雑魚を連れてやってくると思うからみんな――。」

ドグォン。

心してかかるように、とドラえもんがなんとも臭いセリフを言おうとした時、旧グラウンド付近に巨大な穴が開いた。
ドラえもん達はその大きくえぐられた地面を数10秒見た後、自分達の正面に大きなロボットに乗っている人物に目を向けた。
その人物は、アジア地方にいるような民族の仮面を着けており、なんとも怪しげな雰囲気を醸し出していた。
次に、その男が乗っているロボットを見た。
そのロボは、ドラえもん達の乗っている戦艦より少し旧型なのか、所々が少し錆があった。
それでも、こちら側の戦艦を眺めるほどの大きさがあった。
そのロボの色は、銀一色で塗られており、仮面の男と同様になにやら不気味な雰囲気を出している。
一同、そのロボットを暫く眺めていたが、そのロボットに乗っている男が突然口を開きこういった。
「私は鉄面党幹部、エマニエル=ブリッツ=ガンレイだ。戦う前に出木杉英才が何処にいるのか教えてほしいのだが。」
ドラ「出木杉君は、この場所には居ないが未来の世界には来ている。今は戦わないが、後にやってくるだろう。」
エマニエル「それは、残念だ。あいつもろとも殺そうと思っていたのだが、まあいい。お前等を全滅させ、その後にゆっくりと始末するさ。」
エマニエルというその男はそう言うと、リモコンのようなものでロボットの頭の部分を開け、機体の中へと入っていった。
ドラ「みんな戦闘準備だ!持ち場に着け!」
ドラえもんがそう言うと、みんなは自分達が乗っていた戦艦に急いで乗り、体制を整えた。

エマニエル「どうやら、準備が整ったようだな。」
エマニエルはその様子を眺めながら言った。
そして、明らかに怪しげなボタンに手をゆっくりと載せ、こう言った。
「ここがお前等の墓場となるのだ。くらいな。」

カチッ。

のび太はその音を聞いた。
その瞬間巨大な鉄球がこちら側にゆっくり、ゆっくりと飛んできた。
いや、ゆっくりに見えたのはどうやら気のせいだったようだ。
なぜなら、のび太が「危ないっ。」と言う前にその鉄球に当たって吹き飛ばされた戦艦がこちら側に飛んできたからである。
ドラえもんはそれに瞬時に気がつき、慌てて操縦桿を左に回した。
何とかよけることができたが、飛んできていた戦艦は地面に激突し、その中から住民のうめき声が聞こえる。
静香「大変、助けなきゃ・・。」
静香が外に飛び出すのをスネ夫が急いで止めた。
スネ「今、外に出るのは危険だ、あとから助け出そう。」
静香「今助け出さなきゃ死んでしまうかもしれないのよ、よくもまあそんな佑著なことが言えるわね。」
のび「でも、今助けてもおそらく狙われるのは静香ちゃんだし、多分機体の中も結構頑丈にできているからそう簡単に死なないと思うよ。」
のび太がそう言うと、確かにその通りだと思ったのか静香は黙って床に座った。

エマニエル「どうやら、君達は上手くよけたようだね。まぁこれくらいよけれなくてはあのENを潰した奴等とは思えない。」
エマニエルの声が○×小敷地に響き渡った。どうやらマイクのようなものを使用しているらしい。
ドラ「その通りだ、今度はこちらから行くぞ。のび太君、スネ夫君、例のものを。」
のび「分かった、スネ夫行くぞ!」
スネ「よし来た。」
のび太とスネ夫は、操縦室奥の部屋を開け、さらに奥の部屋を目指し走り出した。
静香は、「頑張ってね。」とちら見をすると、再び操縦窓を眺めている。
ドラえもんはその間、あんまり強い攻撃といえない銃弾や爆弾で応戦していた。
エマニエル「フハハ、そんな攻撃我が『シルバーフェニックス』には全く効かんよ。くすぐったいだけだ。」

静香「ドラちゃん、強い武器は"アレ"しかないの?」
ドラ「だって、戦艦にお金をかなり使ってしまったからね。あまり残っていなかったんだよ。」
静香「じゃあ、出木杉さんたちはどうやって武器を作るの?」
ドラ「それはねぇ、実はぁぁあ。」
2人が無駄な話をしている間にシルバーフェニックスから第二の鉄球攻撃を受けてしまった。
機体が揺れたものの、何処も壊れることは無かった。
エマニエル「余所見はしないほうが良いと思うぞ。」

グォングォン・・。

鉄球を巻き取る音が聞こえたと思うと、カチリと敵のロボに再びはまったような音がした。
エマニエルは冷やかな笑みを浮かべて、再びボタンを押そうとした。
エマニエル「もう一度その機体に食らわせてやる。」
そして、エマニエルがゆっくりとそのボタンを押す。その時だった。


辺りが数秒間、真っ白な光に包まれた。
何かが爆発したわけでも無かったので、その場は一瞬にして静かになった。
やがて、その光が少しずつ消えていくにつれ、あたりにざわめきが起きる。
「一体、なんだったんだあの光は。」
「霧か何かだったのだろうか。」
そうしたざわめきがしている間にドラえもんは、閉じていた目を開けて、正面を見た。
すると、あの巨大な物体が形残らず消えていた。
しかし、ドラえもんはそれを確認すると、横を向き、こう言った。
「作戦成功だよ、のび太君。」

五分前


操縦席の後のドアからドタドタと騒がしい音がしている。
ドラ「ようやく、来たか。」
ドラえもんが先ほどの表情より少し柔らかくなった瞬間、のび太とスネ夫が滑り込みをするように入ってきた。
のび太「ハァハァ・・、、やっと取り付けれたよ。空間取替装置。」
スネ「大分重かったから、手間取ったよ。ところで、何かゆれたけどなんだったの?」
静香「あんたたちが遅かったから鉄球攻撃を食らわせられたのよ。全く、何やってるのよ。」
のび太「鉄球、ここもあれを喰らったのか。」
のび太が操縦席の窓を見ると、トゲが無数についた丸い巨大な鉄の玉がロボットに密着していた。
そのロボットはまるでこちらを睨むように仁王立ちをしているのを見て、のび太は身震いをした。
のび太「ドラえもん、早く打ってあいつを異次元空間に移動させようよ。」
ドラ「それはいいけど、この道具は"ロボット"を移動させることができても"あいつ"は無理だからね。」
ドラはそういうと、コホンと咳払いをして話を続けた。
ドラ「ここにスイッチがあります。これは先ほどのびた君とスネ夫君が準備室から取り付けてきてくれた空間取替装置のスイッチです。
   このスイッチを押すと、機械に何と何を取り替えるのかを聞かれます。で、僕がこの世界の『夢の島』のガラクタ機械と正面のロボットと交換と言います。
次に『本当に宜しいですか?』と聞かれますからはいと答えます。そしたら白い煙が出ま・・・。」
のび「説明は後ででいいから、早くアイツに使ってよ。又なんか撃って来る気だよ。」
のび太がそう言うので、ドラえもんは少し膨れ顔をしながらも上記の説明どおりガラクタとロボットを交換することに成功した。




のび「つまり、作者は『あの巨大な物体が形残らず消えていた』と書いていたけど、実はロボが消えていただけでガラクタ機械が散らばってたわけで・・。」
のび太がカッパエビセンを右手ですくいながら言う。
スネ「なんか、ヘタなとんちだな。」
静香「ホント、馬鹿らしいわ。」
ドラ「で、説明の続きなんだけどさ。」
ドラえもんが目を輝かせながら言うが、みんなうざくなったので「うんなになに(棒読み)。」と一言かけると、ガラクタの所為でなにやら異臭がするその場を離れた。
ドラえもんはそんな様子に気づいていないのか説明を始めた。
ドラ「で、のび太くんにあいつを取り替えるのは無理だといった理由はさ、簡単な話、機械と機械なら交換できるけど機械と人間は対等じゃないから交換できないというわけだよ。
   つまり、あいつはこのガラクタの下で眠っているわけなんだけど、みんな捕まえなくていいの?こいつ多分死んでないと思うよ。
多分、下の校庭のこの柔らかい土と枯れた草がクッションになっていたから。」
ドラえもんがそういうと、もう少しで戦艦に戻ろうとしたのび太が足を止めた。
そして、回れ右をしたかと思うと、駆け足でドラえもんのほうに向かって行った。
先ほど鉄球攻撃で倒された戦艦の乗組員に治療に行った静香も、とりあえずすることも無いのでそこらのダンゴ虫でもほじくろうと地面を探っていたスネ夫も向かってきた。

「それを早く言えよっ。」
3人はほぼ同時にドラえもんの頭を打った。

スネ「う〜ん、ガラクタが多くてなかなかエマニエル何とかが出てこないな・・。」
スネ夫がブツブツと独り言を呟きながら探すので、
のび「うるさいなぁ、お前のそのガラガラ声で探すのに気が散ってしょうがないだろ。」
と、のび太が言い終えた時、のび太はしたの地面を見て固まった。
のび「おい、居たぞ。仮面が見える・・。」
のび太がそういうと、他の3人がのび太のほうに集まった。
静香「どうやったら、こんな風に埋まるのかしら。」
スネ「こいつ、生きてるのかな・・。」
仮面男は、頭以外は全部土に埋まっており、まるでさらし首のような状態だ。
のび「下の部分は吹っ飛ばされて本当に首だけだったりして。」
静香「いやだぁ、やめてよ。気持ち悪い。」
ドラ「そんなことは無いよ、爆発したんじゃなくて機械を取り替えただけなんだから。」
ドラえもんがそういうと、まるで話を聞いて自分が生きているということを証明するように仮面からうぅぅ。といううめき声がした。
それを見ていたのび太は、こう言った。
のび「そういや、こいつの顔ってどんなんだろ。」
スネ「確かに気になるよね、まさか出木杉君のクローンかもしれないな。」
静香「でも、出木杉さんのクローンは、鉄面党のボスなんでしょう。こんなに早くやられて大丈夫なのかしら。」
のび太達は出木杉が出木杉のクローン、出木杉英長に出会った時の話を聞いていた。
ドラ「とりあえず、仮面を外してみようか?」
ドラえもんがそう言うと、仮面の正面に立ち、両手で端を押さえてゆっくりと上に上げる。
全員固唾を呑んでそれを見守っている。


そして、ゴトリ、と音をたてながらドラえもんの足の横に落ちるとその顔を見て全員が目を丸くしている。

「お、お前は・・・、」
のび太が思わず出た言葉にそいつの目が突然見開いた。 そいつは、自分の姿を見て驚いている全員を見てニヤリと笑った。



英才「う〜ん、ここはこうした方がいいのかな、兄さん。」
天才「いや、こうしたほうがいいんじゃないだろうか。だって、これなら――。」
出木杉兄弟はジャイアンとドラミの2人が昼寝をして邪魔をされない間に、更なる武器を戦艦の中で作るために設計図を作成していた。
2人は設計図に間違いが無いかどうかを、確かめていた。
英才「なるほど、さすが僕の兄さんだなぁ。」
天才「お前だって、やっぱり俺の弟だよ。こんな難しい設計をすることができるんだから。」
お互いを褒めあい、設計していく姿を近くの物陰で何者かがじっと覗いていることは、もちろん2人は気づいていなかった。

そして、その者は後のポケットから取り出した携帯電話を使い、こう伝えた。
「英長殿、出木杉英才を発見しました。」
「そうか、エマニエルが向かった方には居なかったようだな。」
「そのようですね。それより、どうします?生け捕りにしたほうがいいですか。英才の他に何人か居るみたいですけど。」
「英才は生け捕りにしろ。だが、他の奴は全員殺せ。いいな。」



続く・・と思う。


相変わらず、文章の前半が変。な気がする。
「何ザマスこの小説は・・・、支離滅裂でよく分からないザマス!!」という方は掲示板でお願いします。
ところで、第4章での俺は一体なんで秀樹と秀男に固執していたんだろうか・・、人様にかなり迷惑掛けてるよ、オレ。